ブックフェア - ブリュッセル 2018

ブックフェア - ブリュッセル 2018

ブックフェア : サイン会 | 2018年2月 | ブリュッセル (ベルギー)

ブックフェア - ブリュッセル 2018

サイト:Foire du livre de Bruxelles

出版社アクト・シュッドからの要請で、 ベルギーのブリュッセルで開かれたブックフェアの2日間のサイン会に参加しました。 ベルギーはフランスの東北に位置し、 首都ブリュッセルはパリから新幹線タリスでわずか1時間半。 国内で話されている言語はおもにフランス語とオランダ語で、 ブリュッセルやリエージュなどはフランス語圏です。 (なお「フランダースの犬」やファッションで有名なアントワープは ブリュッセルから電車で40分ですが、オランダ語圏です。)

土曜の朝、パリ北駅からタリスに乗って午前中にはブリュッセルに到着。 快晴の気持ち良い空でしたが、気温はマイナス7度! 凍てつく風にふるえながらも昼ごはんに名物のフリット(フライドポテト)を食べ、 午後ブックフェア会場に向かいました。
今年で48回目の開催となったこのフェアは、 広大な敷地内の見本市会場にフランス語圏の国の多くの出版社が出展しています。 ベルギー国内でもっとも重要なイベントの1つとのことで会場はとても混雑しており、 パリやブリーヴのブックフェアに雰囲気が近いと感じました。 ただ、書籍全般のフェアなので親子連れや児童書目当ての来場客はとても少なく、 正直なところ私たち絵本作家はあまりサインをしませんでした…。 それでもお客さまや書店の方がたと話したり、作家同士で食事に行ったり、 また空き時間にブリュッセル市内観光をするなどとても楽しい2日間を過ごし、 日曜の夜にパリに戻りました。


ところで、ブリュッセル定番の観光地といえば 小便小僧に美しい広場「グラン・プラス」、 マグリット美術館や王立美術館、楽器博物館などのミュージアム。 食べ物ならムール貝にベルギービール、フリット・フリカデル(フライドポテトとソーセージ)、 そしてスイーツ!ゴディバやノイハウスなどの「ベルギー王室御用達」チョコレート、 また名物ワッフルも忘れるわけにはいきません。 ちなみにベルギーワッフルは2種類あり、 四角くてサクサク軽いブリュッセル風(写真下の左)と、 日本でおなじみの丸くてしっかり詰まったリエージュ風(写真下の右)です。
今回のブックフェアの空き時間だけでは名所・名物は押さえきれませんでしたが、 パリからの小旅行にはおすすめです!